淫らな指導 翌日――。 政務を終わらせた私の元へ、険しい顔をした信親様がやって来ました。ギク・・・ 穂積 「昨夜、相馬の誘いを断ったそうですね。」 昨日の今日なのに、もう情報が出回っているなんて恐ろしいな、なんて思いなが ...
初めての触れ合い 翌日――。 信親様に昨夜のことを尋ねられて、恥ずかしながらも私は、何もなかった、と素直に答えました。 けれど藤丸は、貫くべき自分の道をもっていて、とても素敵な人だとお伝えしました。 そして、「これからも ...
女将軍となった貴女に仕えるのは、三千人を超える美男子たち――。 「今宵、上様と褥を共に…」 貴女の寵愛を受けるべく、様々な男たちが誘惑の罠を張り巡らせる。 孤高の腹心、寡黙な剣士、妖艶な自由人… 謀略と官能が渦巻く「逆転 ...
俺の好み 数日も経たないうちに、宇佐川様はまたお店にやって来てくれました。 「よう。来てやったぜ。」 宇佐川様、安定の上から目線です。うふ そして今日は、その手に大きな包を抱えています。 「あの、お荷物重くありませんか? ...
煽ってみろよ 着物の上から身体を撫でられて、私はつい先日のことを思い出してしまいます。 宇佐川様は、そんな私の内心を見透かすように・・・ 「その顔からすると・・・、ずっと待ってたって感じだな?」 「そ、そういうわけでは・ ...
お手本 「手本を見せてやる。」 私のお酌が下手すぎるということで、宇佐川様がお手本を見せてくださることになりました。 「詳しくは教えてやらねえから、自分で見て盗めよ。」 しずしずと歩み寄る宇佐川様は、しとやかな女性の空気 ...
身代わり 見送りのために廊下に出ると、眉根を寄せた相良さんと鉢合わせました。 「宇佐川様、勝手なことをされては困ります。」 「客に最高の夜を与えるのがあんたたちの仕事だろ?だったら、客の望みには黙って従ってろ。」 コワモ ...
平常心 「『伝説の花魁』なら、芸事のいくつかは仕込まれてるはずだな?何でもいい、見せてみろ。」 「では、囲碁を一局、お相手いただけますか?」 私はアニ◯ル浜口さんばりの気合いを入れて宇佐川様との勝負に臨んだものの――。 ...
こんにちは。 以前に、”おいらん乙女~淫れそめにし~”の~中御門さま編~を楽しんだ私ですが、ちょっと他の殿方とも、イロイロなイロイロを体験したいなと思いまして、本日より2周目に突入したいと思います。 1日目のお話は、共通 ...
こんにちは。 お互いに別れを告げたうさぎちゃんと中御門様。ふたりの進む道がまた交わることはあるのでしょうか。 いや、交わらないと困るけどね。だって、その為の乙女ゲームでしょ。 後悔はしてない 誰にも見つから ...