おいらん乙女~宇佐川さま編~3日目 ~平常心~

平常心


芸事

「『伝説の花魁』なら、芸事のいくつかは仕込まれてるはずだな?何でもいい、見せてみろ。」

「では、囲碁を一局、お相手いただけますか?」

私はアニ◯ル浜口さんばりの気合いを入れて宇佐川様との勝負に臨んだものの――。

「・・・参りました。」

「また俺の勝ちか。お前、本当に弱いな。」

(・・・最近じゃ、囲碁も強くなったって褒めてもらえていたのに・・・)

「・・・では、お茶でもいかがですか?」

私は茶器を持ってきて、宇佐川様の前で立て始めます。けれど、すぐに宇佐川様に茶碗を取り上げられてしまいます。

「持ち方からなってねえな。」

茶器を持つ宇佐川様の姿はとても様になっていて、私はついつい見惚れてしまいます。イケメンのお茶立て姿、最高にステキです。

「すごい・・・ですね・・・。」

「『伝説の花魁』がどの程度のものか楽しみにしていたが、こんなもんとはな。」

これ以上失敗したら、『伝説の花魁』というのを疑われてしまうかも・・・

なんとか払拭せねばと、私は部屋の隅に立てかけられている三味線を取り、弾き始めました。

宇佐川様は少しの間、黙って聴いていましたが――。

いきなりパンと手を叩きます。

ド下手

ド下手だな。それで楽しませてるつもりとは、呆れ返るぜ。」

「っ・・・。」

ドSな台詞に萌えながらも、私は言葉をなくします。

すると、宇佐川様は三味線を取り上げ、私を見据えてニヤリと笑います。宇佐川様お得意のニヤリ顔です。

「見てろ。こうやるんだよ。」

自分が弾いていたものとは違う楽器なのかと思うほど、次々と美しい音がこぼれていきます。

違う楽器って・・・、うさぎちゃんの腕前、どんだけやねん、という指摘は受け付けませんw

「すごいです、思わず聞き入ってしまいました・・・!」

「ふっ、当然だ。」

宇佐川様は、得意気に私に三味線を渡します。

「もう一回弾いてみろ。」

(今の演奏に、少しでも近づけるように・・・)

当たり前ですが、そう注意しても、やはりいきなり上手くなることはなく――。

宇佐川様の刺すような視線にうろたえながら、指の動きが鈍くなってしまったそのとき。

「この指はそうじゃない。・・・こうだ。」

「っ!」

急に手に触れられ、心臓が元気よく飛び跳ねます。

こんなに密着されたら、演奏どころじゃない・・・

と、慌てつつも、なんとか演奏に集中しなければと思い、宇佐川様をシカトしました。

「つれない奴。客を無視するのはいただけねえが・・・、熱心なところは感心してやるぜ。」

宇佐川様、シカトありらしいです、隠れドMなのかな。w

平常心

「どんな時でも平常心でやれよ?」

意味深な響きを漂わせながら、宇佐川様は背後から私の肩に手を置きますが、驚いた私はつい手を止めてしまいます。

「おい、誰が止めていいと言った?ちゃんとやれ。」

宇佐川様は首筋や足を撫で、それに反応して私の体が震えだします。

「手が乱れてるぞ。」

「やっ・・・!」

襟元から宇佐川様の手が滑りこんで来たかと思うと、胸をやわやわと揉みしだかれます

(こんな状態で弾き続けるなんて、無理・・・!)

覚悟しとけよ

「弾くのをやめたらどうなるか・・・、覚悟しとけよ?」

 

見どころとおすすめポイント


”芸事を披露するも、宇佐川様の方が一枚上手でバカにされる”っていう一連のやり取りが、おもしろくてなんか好きです。

辛口のコメントでズバリ、斬りつけてくれる宇佐川様、なんていうかもはや気持ち良いですね。

なんて、思っていたら、ヤバイエロシーンがきました。

三味線を弾かされながら責められるって・・・、しかも手を止めるなって・・・、宇佐川様、やはり安定のドSでした。

胸を揉みしだいていた宇佐川様の手が、するすると着物の裾まで下りていき、下半身を責められていくうさぎちゃん。

なんと、そのまま快感の頂点までイかされてしまうのです。ヤ、ヤベ、、

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