おいらん乙女~淫れそめにし~4日目 ~恋は売り物~

こんにちは。

これまで、乙女ゲームを体感してきて、エロシーンやスチルは、徐々にエロさレベルアップしていくのかと思っていたのですが、”イケメン夜曲◆ロミオと秘密のジュリエット”は、初っ端からハイレベルで・・・、なんだかオーバーヒートしそうですww

それか、もしかして、さらにこれからレベルアップしていくのでしょうか?それは、ちょっと・・・困る(訳:楽しみすぎる)

 

また会いに来る


――翌朝。

「昨夜は楽しかったよ、うさぎ。」

中御門様は昨夜のことがまるで嘘のように、爽やかな笑顔を見せる。

「また会いに来るよ。」

私は頭を下げて、中御門様を見送った。

部屋へ戻ろうと廊下を歩いていると、彦吉さんが声をかけてきた。

「相手の中御門って人、陸軍の結構えらい人なんでしょ?どんな人だった?」

「いい人・・・・でした。」

「まぁ、噂に違わず将来有望そうな人だよね。」

「噂?」

「ほとんどいい噂ばかりだよ。」

安心して

「だから相良さんも、安心してうさぎさんの客として来てもらったんじゃないかな。」

(でも、布団の上ではあんな変わった要求をしてきて・・・・あ、いけない・・・・。思い出したら恥ずかしくなってきた)

私が顔を手で覆うと、彦吉さんは不思議そうに覗き込んでくる。

「うさぎさん? 大丈夫?」

「ちょっと疲れが残っているみたいなので、お昼まで部屋で休みますね。」

晴れやかな笑顔で彦吉さんは見送ってくれる。

(吉原でも評判の方が、どうしてあんな要求を?)

 

二人で夢を


考えても答えは出ることもなく、数日が過ぎた頃――。

再会の日はやってきた。

「こんばんは、中御門様。ようこそお越しくださいました。」

今日は他の遊女は付けず、部屋で二人きりで過ごすことになった。

お酌をすると、中御門様は相変わらずの整った笑顔で盃をあおる。

(やっぱり、笑顔だけど淡々としてるな・・・・。よし、今日は私の方から、中御門様に楽しんでもらえるよう頑張ろう)

「中御門様。今日はいい果物があるんです。どうぞ召し上がってください。」

「うん、これは良いものだね。」

「えっと・・・・、おまんじゅうもありますげど、いかがですか?」

「・・・・いや、甘いものは遠慮させてもらうよ。」

「で、では・・・。」

(何か質問して、会話を盛り上げよう)

質問

(何について聞こうかな?)

「中御門様は、食べ物は”何がお好きですか?”」

「・・・・ライスカレー、かな。」

「名前は聞いたことがありますけど、よく召し上がるんですか?」

「ふっ。どうしたんだい?急に質問責めを始めたのは、何か理由があるのかな?」

「それは・・・・もっと、中御門様のことが知りたくて・・・・。」

「僕のことを?」

「はい・・・・中御門様の好きなものを、教えていただけませんか?」

「・・・・何故、そんなことが聞きたいんだい?」

「それは・・・・、中御門様に楽しんで頂きたいからです。」

「・・・・そんなことは不要だ」

「え・・・・?」

「楽しませると言うなら、君は何もしなくていいよ。僕に身を任せてくれれば、それで・・・・。」

「っ!」

中御門様に肩を掴まれ、そのまま布団に押し倒されてしまう

視界に広がる中御門様の顔は――

冷たい眼差し

「・・・・・・・・。」

笑ってはいなかった。

「中御門様・・・・?」

まるで心が凍り切っているような、冷たい眼差し・・・・

「僕は・・・・が見られるなら・・・・、それでいい。」

「んっ・・・・!」

中御門様の手が私の胸元に伸び、服をはだけさせられる

私は身を硬くするけれど、先日の快感を思い出して身体が熱くなる

「さぁ、うさぎ・・・・、二人で夢を見ようか。」

この夜も中御門様の指に、私の心と身体は溶かされたのだった――。

 

を売る、『伝説の花魁』。

どれだけ甘美であろうとも、あくまで恋は売り物に過ぎない。

技芸の稽古をするより先に、身に刻むべき遊郭の掟。――恋は売り物――

その身を委ね、溺れるものであってはならない。

出会う以前にそのことを、充分理解しておくべきだった――。

 

凍り切った心?


笑っていない中御門様、はじめて見ました。笑顔に隠された(?)を垣間見たような気がします。

やっぱり、常に笑顔でいるなんて、意図していないと難しいですよね。誰にも悲しい時だって、虚しい時だってあります。まぁ、大人になると、それは人前では隠さないといけないのですがww

それでも、少しくらいは笑顔の裏側を見せてくれた方が、その人に近づけたような気がして、嬉しかったりします。

なので、中御門様が寂しそうな表情を見せてくれたことは、もちろん心配にはなるけれど、ちょっと嬉しいものですね。

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