にゃんらぶ~私の恋の見つけ方~9日目 ~気になる~

気になる


「こんばんは」

「あ、航平!いらっしゃい」

幼馴染の航平が、仕事の帰りにお店に寄ってくれました。

「こんばんは、いらっしゃい。ああ、そうだ。来る時に白い猫を見なかった?」

店長が航平に尋ねます。

「白い猫ですか?」

逃げちゃった

「うん。昨日の夜、大通りの歩道にいて店に連れてきたんだけど、逃げちゃったんだ」

店長、気にしてくれてたんだ・・・

私はここにいます、と言いたいけど言えないもどかしさ。。

「猫は見てないですね」

「そっか・・・」

すると、店長がお客様に呼ばれて、行ってしまいますが、その際に備品の在庫確認を頼まれます。

「忙しいみたいだな。そろそろ行く。邪魔したな」

「もう行くの?」

航平

「ああ。たまたま通りがかっただけだから。それじゃあな」

ちょっとっぽそうな風貌といい、このスーツ姿といい、萌えますな。

 

嫌な予感


「はぁ・・・脚がパンパン・・・。今日も忙しかった・・・」

夜道を歩きながら、私は大きくため息をつきました。仕事をしてる大人にとって、ため息はつきものです、はい。

しかしながら、時間がたつにつれて、昨日の出来事がのように思えてきます。

猫に変身したことがあるなんて、この先、誰にも言えないことだけど、やっぱり、ちょっと面白かったかも)

愛猫家にとっては、ちょっとどころではなく、夢の中の夢ですけどね。

そんなことを考えていると、体にざわざわとした違和感を感じました。ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・

変身

(・・・なんだろう・・・疲れてるのかな)

「帰ってゆっくりしよっと」

そう、つぶやいた時でした。

(きゃっ!)

さっきまでとは、明らかに違う車の音の大きさにビビりまくって、反射的にしゃがんでしまいます。

(び・・・っくりした・・・!・・・・・・あれ?)

ふと見下ろしたアスファルトがなんだかとても近い位置にある。なんだか嫌な予感・・・

視界が低くて狭いし、やたらと色んな音が聞こえてくる・・・この感覚・・・まさか・・・

そう、私はまた、猫になってしまっていたのです。。\()/

 


わーい、わーい、さっそく夢が叶いました\()/

猫になったら、一日どんな風に過ごそうかな~ってたまに考えます。

でもきっと、ボーッとする→むにゃむにゃする→寝る→ボーッとする→以下同文、の繰り返しだと思われます。

毎日だと飽きそうですが、月に一回くらいは猫になりたいものです。

前回と今回の変身から推察すると、どうやらになると猫になってしまう流れのようですね。

まるで、満月になると狼になってしまうような感じ。

猫になってしまい、途方に暮れる私ですが、次回、あの方のところに会いにいきます

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