にゃんらぶ~私の恋の見つけ方~6日目 ~夢じゃない~

全部、夢?


「ん・・・」

窓から差し込む陽射しがまぶしくて、私は目を覚ましました。

「あれ?朝・・・?」

まわりを見回すと、そこはお店のバックヤードのようです。

「なんでここに・・・あっ!!」

そこでようやく昨日の記憶がよみがえります。

戻ってる

あれ!?そう言えば私・・・戻ってる!

確かめるように自分の腕や髪、頬に触れますが、私は無事に、人の姿に戻れたようです。

―でもいったい、どういうこと?―

慌てて起き上がり、貴重品や着替えなどを入れているロッカーに向かいます。

「あ・・・・・・」

ロッカーの中には、公園でなくしたはずのバッグが入っていました。

「よかった・・・」

と言うことは、全部、夢?ねぼけて出勤してきたとか・・・?

 

夢じゃない


「おはよう。今日は早いね」

「店長、おはようございます!今日は、えーと・・・」

店のソファで寝てました、なんて言えない・・・)

「早くに目が覚めちゃったので、早めに来ました」

「ふふ、そっか。頼もしいなぁ。今日も一日よろしくね」

「はい。よろしくお願いします!」

毎朝毎晩、労いの言葉をかけてくれる店長、本当に優しいなぁ・・・。リスペクト!

白い猫見なかった?

「ああ、そうだ。白い猫見なかった?」

「え?」

「昨日の夜、大通りの歩道にいたんだ。そこのカゴで寝てたはずなんだけど・・・」

レジカウンターの下を見ると、たしかに、昨日と同じ位置にカゴがありました。

うそ・・・やっぱり、あれって、夢じゃなかったんだ・・・

夢だけどーゆめーじゃなかった、夢だけどーゆめーじゃなかった~

私はなんとか誤魔化そうと、鉢植えを外に出した時に出て行っちゃって・・・と言ってみました。

キャットフードを買ってきた

「そうだったんだ・・・。あの子のためにキャットフードを買ってきたんだけどなぁ」

肩を落とす店長を慰めようと努めます。

「ま、またお腹が空いたら来るかもしれません。ほ、ほら、猫って、馴染みの家を作るって言うじゃないですか」

「・・・うん、そうだね。それじゃあ、今日は枝ものの水揚げを先にお願いしてもいいかな?」

「はい!わかりました!」

店長、切り替えはやっ!

 

爽やかさ


美少女戦士とか、戦隊ヒーローの変身シーンって、こぞって取り上げられますが、元に戻るシーンってどうなってんのかしら?

なんて、夢のないことをつい思ってしまいますよね。

でもたぶん、今回のお話のような感じなのだろうな~と思いました。

きっと、(周囲に気づかれないように)なんやかんやうまいことやってくれるのでしょう、神様か、呪いをかけた人(猫)が。

それにしても、店長は今日も爽やか~で癒されました。

こんなイロイロある大変なご時世なのに、いつも爽やかでいてくれるなんて、なんて有難いのでしょう。

そして、この爽やかさって一体どうやって生まれるのでしょうか

気になってみたので、”爽やかさの出し方”をちょっと検索してみました。

すると・・・

東方神起を見て勉強する。」とのことです。

まさに彼らは、爽やかさを具現化した生き物らしい。へー!ほー!また一つ勉強になった。

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