イケメン幕末◆運命の恋9日目 ~勇敢~

こんにちは。

膝枕って、なかなかしてもらうことも、してあげることもないですよね~、しかも相手はイケメンドキドキ。。

ケイキさん、膝枕の状態で寝てしまったみたいですが、足痺れたらどうしましょうか。。

 

身代わり


遊郭で偶然、ケイキさんと出会った翌日・・・―。

四季で店じまいの準備をしながら、私はふと昨夜のことを思い出した。

(あの後、ケイキさんは大丈夫だったかな・・・・・・眠ったケイキさんを置いて部屋を出てしまったけど・・・・・・)

「先輩?」

考えていると不意に呼ばれ、顔を上げた。

片付けをしていた篠宮くんが手を止め、私を見ている。

「あのさ、話があるんだけど・・・・・・」

片付けが終わると、篠宮くんは店内の椅子に腰掛けた。

新撰組に入る

「俺さ、少しの間だけ新撰組に入ることになった

「えっ・・・・・・」

「俺とそっくりな隊士がいるらしくて・・・、けど、今は行方が知れないとかで・・・・・・見つかるまで身代わりになってくれないかって頼まれたんだ」

「それって、危ないんじゃ・・・・・・。大丈夫なの?」

私が恐る恐る尋ねると、篠宮くんは苦笑を浮かべた。

「俺は平気なんだけど・・・・・・俺がいない間の、先輩の方が心配だよ」

眉を寄せた篠宮くんの声音が、わずかに低くなる。

「わかってると思うけど・・・ここは今までのとことは違うんだ。気をつけろよ、先輩

 

勇敢


そして、翌日から篠宮くんは週に三日ほど店を空けることになった。

忙しい波が落ち着き、ようやくほっと一息がつけた。

なんとかなった

(なんとかなったみたいでよかった・・・・・・)

台所に立ち、洗い物に取りかかる。すると、店内の方から騒々しい物音が響いてきた。

慌てて店内へ向かうと、そこには騒ぎをおこすお客さんの姿があった。

「ちくしょう!幕府の連中め!」

酔っているのか、大声で叫ぶお客さんの顔は真っ赤に染まっている。

(どうしよう・・・・・・こんな時はいつも、篠宮くんが対応してくれていたから・・・・・・

あの時の篠宮くんを思い出しながら、私は決心して顔を上げた。

「他のお客様のご迷惑になりますので・・・・・・外に、出て頂けませんか?」

勇気を出して訴えるものの、指先が震えてしまっている。相手に気づかれないよう、その手をぎゅっと握った。

「誰に向かって言ってんだあ?」

「・・・・・・話の続きは、外で聞かせてください」

「いい度胸じゃねえか」

嫌な笑みを浮かべたお客様の姿に、汗ばむ両手を握りしめた時・・・―。

「またずいぶん、賑やかだな」

後ろから緊迫したこの場にそぐわない、どこか面白がるような声が聞こえてきた。

「・・・・・・・・・」

振り向くとそこには、ケイキさんの姿がある。

私は思わず

ぽつりと呟くケイキさんを見て、私は思わず・・・。

なぜかその姿を見たら、”ほっと安心して”しまった。

「ずいぶん勇敢な店員だな」

ケイキさんは小さく笑った

 

待っておけ


お客さんの睨むような視線に、ケイキさんはわずかもひるまずに告げる。

「俺がお前に付き合ってやろう」

その言葉の意味を察し、私ははっと息を呑んだ。

「だめです、そんな・・・・・・」

「俺が決めたことだ。お前は、口を出すな」

その眼差しには静かな迫力があって、私は思わず口を閉ざしてしまった。

「っ・・・くそ、お高くとまりやがって」

「ケイキさん・・・・・・っ」

お客さんを連れて出ていこうとするケイキさんを呼びとめると・・・・・・。

「お前は美味い酒の肴を用意して待っておけ」

わずかに振り返り、それだけ言い残して行ってしまった。

しかし・・・・・・。

あれからかなりの時間が経つが、ケイキさんが戻ってくる気配はなかった。

・・・・・・やっぱりここで待っているだけなんて、出来ない

いてもたってもいられなくなり、私は店の外へ飛び出した。

すると・・・―。

「どこへ行くんだ」

道に出た瞬間、声をかけられ振り返る。

そこには、笑みを浮かべたケイキさんの姿があった。

待っておけ

「お前は待っておけと、言っただろう」

 

キスの続き


店じまいを終えた店の中で、私はケイキさんと向い合って座っていた。

ケイキさんは私が作ったおつまみと共にお酒を飲んでいる。その頬に、ふっと笑みが浮かんだ

「いつまでそんな顔を続ける気だ」

戸惑った私の頬にケイキさんが手を伸ばしてくる

「強がるなと、言っているんだ」

ケイキさんの優しい言葉と笑みに、なぜか目がしらの奥が痛んだ。

「・・・・・・っ」

(ここで私が泣くわけにはいかない)

ケイキさんのおかげであの場が収まったことを思い出して、私は目を伏せつつ、感謝を伝えようと改めてケイキさんに頭を下げた。

「ケイキさん、本当に・・・・・・ありがとうございました」

すると、ケイキさんはやれやれと言いたげにため息をついた。

「何度も言っているだろう。礼なら他の形でしろと

そうは言われても思い浮かばず、不思議に思っていると・・・・・・。

「ああ・・・・・・たとえば」

手を取られ、その指にケイキさんの唇が軽く触れた

(えっ・・・・・・)

指への口づけに驚き、同時に頬がかあっと熱くなる。

そんな私に、ケイキさんが思わせぶりな視線をよこした。

この続き

この続きは、どうだ・・・・・・?

 

優しい言葉と笑みと・・・


あわわ・・・、ちょっと最後のシーン、ヤバくないですか?

お美しいケイキさんだからこそ、許される行為ですが、なんだかケイキさんのちょっとエロい仕草に萌えました。

過激なエロシーンより、こういうシーンの方が断然、キュンとします。

指への口づけの続きということは、やっぱり次は、唇にしちゃう!?の??!

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