逆転大奥~想ひ淫れて~6日目 ~淫らな指導~
淫らな指導
翌日――。
政務を終わらせた私の元へ、険しい顔をした信親様がやって来ました。ギク・・・
穂積 「昨夜、相馬の誘いを断ったそうですね。」
昨日の今日なのに、もう情報が出回っているなんて恐ろしいな、なんて思いながらも、私は正直に「はい・・・。」と答えました。
穂積 「相手として不満がおありなのですか?」
信親様は、どうも女ごころを察してくれないような事をおっしゃるので、ここは腹を割って話をしておこうと思いました。
宇咲希 「実は・・・恋をしてみたいとずっと思っているんです。」
けれど、信親様は、分かってくれず・・・
穂積 「恋がしたいというのなら、
。」なんて、言うのです。
私は我慢しきれず、信親様に本音をぶつけました。
宇咲希 「普通の町娘なら、自然に出会って、恋に落ちて・・・、そうして子供を授かるものなのでしょうし、私もそういう人生に憧れます。」
すると、信親様が顔をしかめます。
穂積 「・・・これは良くない傾向ですね。大奥の愉しみ方を・・・、喜びを知れば、夢見がちな憧れもすぐに消え去るはずです。」
穂積 「身をもってお分かりいただくためにも、
。」おもむろに信親様が近づいてきます。
宇咲希 「何を、なさるんですか・・・?」
穂積 「ふっ・・・。分かるまで、そのままでいてください。」
宇咲希 「ん・・・!」
見どころとおすすめポイント
前々回は浅岡に、前回は相馬に迫られたかと思えば、今回は、ななんと信親様が迫ってきたではありませんか!!
信親様は、ないと思っていたので、これはこれはビックリです。
浅岡のことについて、信親様に恋愛相談でもするのかと思いきや、いきなり快楽の指導が入るとは・・・!?
こういう、想定外のことをされると、かなり萌えますね。
人はどうして、こんなにも
のでしょうか///信親様は厳しいけど、お世話係をしてくれるお兄さん的存在だと思っていたのに・・・っ