ドラッグ王子とマトリ姫3日目 ~イケメン尽くし~

イケメン尽くし


結局、あれからあれよあれよと話が決まって、なんと本日、関さんが課長を務める捜査企画課に配属になった私です。

「おい、何か用か?」

ドアの前で、緊張でガチガチになっていると、後ろから声をかけられて振り返りました。

すると、イケメンが立っているのです。と、言っても関さんではありません。

「無視かよ」

しまった。つい、うっかり見惚れてたわww

「――あ!いえ!決して怪しい者ではなくてですね・・・」

いつぞやの関さんのようなセリフを口走ってしまう私。

「つまり、怪しいだな?」

「そそそ、そんなことは・・・!」

やっぱりみんな考えることは一緒なのね?ww 私が必死に訂正を試みると、彼は私が新入りだと気付いてくれました。

青山樹

「俺は青山樹。まぁ、入れよ」

ドアの中に入ると――

「幸太郎さーん!樹さんが女連れで登庁してきやがりましたー!!」

そんな声が聞こえ、私はちょっとビビリました。が、中にいる人達もイケメンでさらにビビりまくりました。

すると、別の方向からも声が聞こえます。

「それは珍しい」

(――ま、またイケメン!しかも2人も。どうなってるの、麻取・・・)

これぞまさに、イケメンの無駄遣いや――

なんだか勝手にわちゃわちゃし始めるイケメン達ですが、青山さんがやっとこさ訂正してくれました。

「コイツはただの新入りだ」

すると突然、”幸太郎さん”と呼ばれた男性の目の色が変わり、私に自己紹介をしてくれました。

由井幸太郎

「初めまして、俺は由井幸太郎

(わぁ・・・顔といい物腰といい立ち居振る舞いといい、まるで王子様みた――)

私が心の中で感嘆していると、彼が続けます。

「楽しみだよ。キミのカラダの秘密を隅々まで探るのが

「・・・・・・はい?」

「早く暴きたくてたまらないな。むしろ今すぐに取り掛かろう、赤井」

「・・・・・・」

言葉を失う私を、神様どうかお許し下さい。

(・・・王子様じゃなかった。変な人だった)

「アハハ。大丈夫?うさぎちゃん」

すると、もう一人のイケメンが心配(?)して声を掛けてくれました。

夏目春

「俺は夏目春。今まで男ばっかでむさ苦しかったんだ。歓迎するよ、うさぎちゃん」

いきなり名前呼びだけど、危ない人の後だと大して気にならないものです。しかし、夏なんだか春なんだか、よくわからないなと思ったのは私だけではないはずww

夏目くんと向き合っていると、背後からおっとりとした声が聞こえてきます。

今大路峻

今大路峻といいます。どうぞよろしく」

優しい雰囲気を持ったイケメンの登場です。どうやら王子様はこっちだったらしい。

「――ああ、来たか、赤井」

またまた、声を掛けられて振り返ると、始めに遭遇したイケメン関さん再登場です。

「ん?あ――おはようございます!」

そして、関さんに続いて、今度はヒゲの生えたイケメンが入って来ました。もういいかげん慣れた。イケメンって、慣れるものなのね?

ヒゲのイケメンはまるで値踏みするような視線で私を見つめています。

(――な、なに・・・?)

頭よし、経歴よし、体質よし、色気なし、か。これは、仲間としてすごい逸材だ

(・・・ん?体質?)

――いや、それよりも、なんか最後に良くないことを言われたような。気のせいかなww

渡部悟

「俺は渡部悟。これからよろしくね」

「・・・よろしくお願いします」

色気がなくてすみません、とは言わないでおく。←

なんだか個性の強いイケメンばかり・・・。私、すごいとこに配属されてしまったみたいです、ね。

 

個性的なイケメン


今回は、ここぞとばかりにイケメンさんの登場です。

これであらかたの登場人物、勢揃いでしょうか?

それにしても、こんなにイケメンが揃うことって、アイドルユニットの近くにいない限り起こり得ない事態ですよね。

それに”慣れる”だなんて、うさぎちゃん贅沢よ!私だって、慣れてみたいです(涙)

今回のイケメンの中では、メガネをかけた一見インテリ系だけど笑うと可愛いけど毒舌の夏目くんと、おっとりとした声にふさわいい柔らかい雰囲気を醸し出しながらも帰国子女で浮世離れしているらしい今大路さんが、わたし的にタイプです。

うんうん、私の心の中で、お相手が徐々に絞りこまれてきたかな~と、ニマニマしております。させてください。

Ranking

Category

Tag Cloud

Archive